<御香典>の備え

2021.07

死亡の知らせ・訃報は、突然に入るのが常です。気が動転して急いでいる時に、慌ててお香典の用意をしなくても済むように、予め準備をしておく事をお勧めいたします。

ある程度の会社では、常より会社名を記載した複数のお香典袋に異なる金額を記入して、総務部などで準備しているようです。また、仏式の< 御香典 >、神式の< 御玉串料 >、キリスト教の< 御花料 >など、表書きの違う封筒を準備している用意周到な会社もあるようです。

一般の方の場合は、薄墨の筆ペンと複数の香典袋を買い置きされておいてはいかがでしょうか。お葬式に参列する前に、お香典袋などを買いに行くことは、時間の無駄にもなります。

お香典用のお金に新札は良くないと言われますが、使い古されたしわの多いお札も良くありません。比較的綺麗なお札をお香典用としてとっておくことも、必要かも知れません。

お香典は、ふくさに包んで持参するのが礼儀です。香典袋とふくさをセットにして用意しておけば安心です。受付でお香典をお渡しする際は、「この度は誠にご愁傷さまでございます」のようにお悔やみの言葉を述べる事を忘れないでください。喪服を準備していても、香典袋やふくさを忘れていては片手落ちです。

組合加盟店が施行する葬儀に参列される際に、香典の表書きの宗教がわからない場合や、
香典袋の記載などに悩むことがあれば、どうぞお気軽にお電話でご相談ください。

埼玉葬祭業協同組合 事務局